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2021年
  • 2021年11月26日
  • グローク・テクノロジーズ社への出資について

上野トランステックは、この度、フィンランドを拠点とする海運テック系スタートアップ企業であるグローク・テクノロジーズ社(以下グローク社)に出資を行いました。
当社は、他社に先駆けて先進船舶の開発とその導入検討・事業化に向けたプロジェクトを2018年10月より進めております。その一環として、内航業界における船員不足や高齢化という社会課題に向け、より安全なシステムを構築するため、グローク社の製造する船の「眼」の開発に協力しております。2020年度から、当社運航船にカメラを設置し、数百万枚に及ぶ画像データーを取ってグローク社に送っています。これをグローク社はAIに学習させて漁船を含む相手船をカメラで画像認識させた上で、他のセンサーと併せて位置をはじめとした船情報を表示する状況認識システムを作っています。今回の当社出資により、今後も当社の優位性を保ちつつ、とグローク社との協業にて更にプロジェクトを本格的に前進させてまいります。なお、今回は当社含む国内外の船社・金融機関合計5社が出資をしております。

フィンランド在のグローク社は2019年10月に設立されたスタートアップ企業であり、船舶の自動運航関連技術の開発、設計、製造、販売を行っています。先ずは日本の内航業界において、船員の負担を軽減するソリューションの開発に取り組んでいます。足元では船の周囲の状況を監視し乗組員に危険を知らせる「状況認識システム」の開発に注力しており、2022年春頃の販売開始を目指しています。
この状況認識システムは、船の眼として船員を支援し、より安全な航行が行えるように今後、船の脳や当社が目指しております船の自律航行につながるベース技術となります。又、わが社の目指すプラットフォームである自律船とそれを陸側から監視・管理するROC(リモートオペレーションセンター)構想へ繋がっていくものであります。
パイロット版を2022年 年頭を目途に、最初に当社運航船に搭載のうえ性能確認を実施し、完成版につなげていきます。
これらの一連の取り組みを通じまして、当社が目指す最高の品質である安全と完全無事故を目指し、社会に貢献していきます。

<グローク・テクノロジーズの 概要>

 


本件に関するお問い合わせ先

上野トランステック株式会社 戦略推進部 utt-senryakusuishin@uyeno-group.co.jp