• ENVIRONMENT / 環境
  • 社会のインフラを支えながら、未来の地球環境に優しい活動を。
    上野グループは今も、そしてこれからも、課せられた社会的使命に
    真摯に取り組んでまいります。
環境への取り組み
創業以来、エネルギー輸送に従事してきた上野グループは、環境保全と無事故の追求を社会的使命と強く認識し、特に環境課題に対する改善策には、関連企業とともに長きにわたり取り組み続けています。
カーボンニュートラルを目指し、化石燃料からのエネルギー転換が世界的に加速する環境下においても、社会にとって不可欠なエネルギー物流という重要な社会インフラを支える使命や責任は、変わることがありません。
今後も、エネルギーを安定供給する重責を果たしながら、CO2排出量の削減やクリーンエネルギーへの転換に向けた研究・開発に取り組んでまいります。
海運事業の環境への取り組み
1.運航船舶の電気推進船化
化石燃料のゼロエミッションに向けた取り組みの一環として、上野グループでは2007年より運航船舶の電気推進船化(EV化)を進めています。従来船よりも石油燃料の使用量を低減することで、CO2排出量を減少させる取り組みにいち早く着手しています。
2.船舶の運航効率改善
環境保全が社会問題化する中で、輸送貨物量当たりのエネルギー効率の改善、すなわち輸送効率を高める努力はより一層必要です。上野グループでは、石油・ケミカル船ともに運航船舶の大型船化(配送単位の大型化)を実施し、航海数を減らすことで使用燃料の削減とCO2排出量の抑制を行っています。
3.新エネルギー輸送への取り組み
エネルギー輸送をメインビジネスとする企業グループとして、カーボンニュートラルを目指す社会に貢献します。
LNGバンカリングを皮切りに、アンモニア・水素といった新エネルギーの輸送へ向け、積極的に取り組んで参ります。
再生可能エネルギー
海洋環境部門の取り組み
1.再生可能エネルギー事業の取り組み
カーボンニュートラルにより再生可能エネルギーが大きな注目を浴びる以前より当グループは太陽光発電に着目し、取り組んで参りました。2012年に上野グリーンソリューションズの営業を開始し、現在までに国内6ヶ所、フィリピンと台湾にも発電所を設立するなど、その規模を拡大しています。
2.海洋環境保全の取り組み
当グループはエネルギーの海上・陸上輸送、太陽光発電のみならず、海洋環境部門も有しています。
伊勢湾でのエスコート船業務や荷役警戒業務を通じて、大きな災害を未然に防ぎます。また有事の際にも保有する防災船や防災資機材を活用し迅速な事故対応を行う事で、海の安全・環境を守っています。