- 2024年12月19日
- オクサリス台湾、再生可能エネルギー事業の新ビジネスとして「CPPA」による企業への売電を開始
上野グループの再生可能エネルギー(以下、再エネ)事業を行う上野グリーンソリューションズ株式会社(代表取締役社長:上野元、本社:神奈川県横浜市中区)の台湾子会社「オクサリス台湾(臺灣歐克颯麗斯股份有限公司)」は、台湾初の再エネ売電事業者「陽光伏特家電力股份有限公司」と、台湾の自社所有太陽光発電所(3カ所)発電電力のコーポレートPPA(CPPA)による売電契約を締結、このたび現地企業への再エネ電力供給を開始しました。年間供給量は965,239kWhで、一般家庭約175世帯の年間使用量に相当します。
台湾では、半導体メーカーや製造業のEUの脱炭素規制(CBAM)等への対応のため、年々再エネ需要が高まっています。台湾政府は需要拡大に対応するため、CPPAの対象をこれまでの「第一型:電気事業法の規定による再エネを設置・使用される発電設備」に加え、「第二型:2MW以上のFITまたは自家消費発電設備」、「第三型:2MW未満のFITまたは自家消費発電設備」に拡大するよう制度を変更しました。
オクサリス台湾はこの制度変更にあわせ、自社所有の第三型発電所での発電電力を、電力会社への固定価格買取(FIT)制度を用いた売電に加え、自社発電所の発電電力をCPPAにより現地企業に供給します。
今後も引き続き発電所開発を拡大し、より多くの需要家(特に日系企業)に再エネ電力を供給することを目指します。
ビジネススキーム
■オクサリス台湾の概要
商号:OXALIS TAIWAN CO., LTD.(臺灣歐克颯麗斯股份有限公司)
所在地:臺北市信義區基隆路2段51號14樓
設立年月日:2019年3月22日
出資比率:上野グリーンソリューションズ100%出資
■自社発電所の概要
胡朝欽発電所(台南市)/発電量:499.72kW/発電開始:2020年11月
仁武発電所(高雄市)/発電量:93.6kW/発電開始:2019年6月
大寮発電所(高雄市)/発電量:308.4kW/発電開始:2018年10月
■陽光伏特家電力股份有限公司 (Sunnyfounder Electric Co., Ltd)について
2019年に台湾で初めて「再エネ売電事業者」として事業認定取得。公民発電所(Community Renewable)事業および再エネCPPA売電事業を展開。再エネCPPA売電事業では、台湾における100社近くの企業の再エネ電力調達に貢献し、1400件以上の需要家に再エネ電力を提供している。
設立日:2016年10月
資本金:20百万台湾ドル(≒100百万円)
売上高(2023年):143百万台湾ドル (≒715百万円)
■上野グループについて
上野グループ(神奈川県横浜市中区)は、産業や市民生活に欠くことのできない石油製品、ケミカル製品の輸送・貯蔵・販売、ソーラー事業、海洋環境事業などに従事する35社で構成します。1869年の創業以来、150年以上に渡り経験、知見を積み上げてきたエネルギー関連事業を核に、多様な事業分野で社会の発展に広く貢献しています。
《本件に関するお問い合わせ》
上野グリーンソリューションズ株式会社 再生可能エネルギー事業部 石井、黄
TEL:03-6747-3196 / E-mail:ugs-renewables@uyeno-group.co.jp
上野グループホールディングス株式会社 総務部 木村
TEL:045-671-7551 / E-mail:kumi-kimura@uyeno-group.co.jp
【広報全般に関するお問い合わせ】
上野グループホールディングス㈱ 総務部
https://www.uyeno-group.co.jp/contact/index.html